2022 年 7 ⽉ 20 ⽇ <各位> ナ ノ キ ャ リ ア 株 式 会 社 代表取締役社⻑ ( 4 5 7 1 電話番号 問合せ先 IR担当 松⼭ ⼟屋 哲⼈ 千映⼦ 東 証 グ ロ ー ス ) 03-3241-0553 VB-111 の国際共同第Ⅲ相臨床試験の結果について 当社が国内開発を担当する遺伝⼦治療⽤製品「VB-111」について、プラチナ製剤抵抗性 再発卵巣がんを対象とした国際共同第Ⅲ相臨床試験 (OVAL 試験) におけるトップラインデ ータを受領しました。結果、無増悪⽣存期間(PFS)および全⽣存期間(OS)の統計的に有 意な改善という主要評価項⽬を達成できなかったことをお知らせいたします。 VB-111 とパクリタキセル併⽤群の PFS 中央値は 5.29 か⽉、 パクリタキセル群では 5.36 か⽉でした(HR = 1.03) 。OS の中間解析でも両群間に有意差はなく(OS 中央値 13.37 か⽉、対照群 13.14 か⽉、HR = 0.97) 、試験継続を⽀持する結果は得られませんでした。 本治験は、VBL Therapeutics(イスラエル、以下「VBL 社」 )と共同で実施中ですが、本 結果に基づき、OVAL 試験の終了に向けた⼿続きを進めてまいります。 「今後は、転移性⼤腸がんおよび悪性膠芽腫を対象として実施中の第Ⅱ相臨床試験のデ ータを検討関連タグ: