2024 年 10 月 17 日 株式会社髙島屋 2025 年 2 月期 第2四半期(中間期)決算説明会 質疑応答要旨 2024 年 10 月 15 日(火)に開催した決算説明会における質疑応答要旨です。 <国内百貨店> Q:国内顧客とインバウンドそれぞれについて、足元ではどのような動向か、また中計の中ではど のように見ているのか教えてほしい A:上期の国内顧客動向については、富裕層による売上は前年比+8%に対し、中間層は+2.5%と なっており、 物価高、 特に生活関連商材の高騰が中間層には一定程度影響していると見ている。 また8月に株価が一時的に急落したことにより、 消費に一部減速が見られた。 今後については、 選択的な消費傾向は継続するが、百貨店の特性上影響は限定的と考えている。むしろ賃金の持 続的な上昇が定着しつつあり、百貨店における消費は期待できるものと捉えている。 インバウンドについては、3 月から 5 月にかけて大きく伸長したが、7 月以降に為替の影響な どもあり減速した。下期は上期前半のような勢いはなくなると思うが、10 月の国慶節は前年 比でも大きく伸長するなど、底堅く推移するものと想定している。中計の期間中については、 訪日外国人数の増加により当社においても来店客数やレジ客数は増加する一方、 円高に伴い客 単価が低下することが想定される。そのため、2026関連タグ: