博報堂 DY ホールディングス 2022 年 3 月期 第 1 四半期連結決算説明会 質疑応答要旨 2021 年 8 月 6 日(金) 14:00~15:00 説明者:専務執行役員 西岡 正紀 執行役員 禿河 毅 販管費について。M&A 影響を除けば前年並みの水準となっている。期初時点では昨年 緊急避難的に回避した費用の反動増が発生するとの見通しだったが、増加していない 要因は何か、また今後増加する見通しがあるか。 今期の費用計画には、 営業活動費の反動増に加えて戦略費用の投下、 前期から進めている 構造改革による費用削減と、 大きく分けて三つの要素がある。 一点目の営業活動費について は、コロナ禍の収束が遅れている影響とテレワークの推進から前期の低い水準を維持する 形で第 1 四半期を終えた。二点目の戦略費用の投下についてはデジタル人材の採用やシス テム開発などから通期で 100 億規模を予定しているが、採用関連については下半期の比率 が高い想定であり、第 1 四半期では人件費の増加は穏やかな水準にとどまった。なおデジ タル人材の採用は激戦となっており、 スムーズな獲得とはいえない状況となっている。 三点 目のコスト構造改革は、人件費とオフィス費用で効果がでた。 これらから第 1 四半期の販管費は前年比+3%程度の水準となったが、今後計画が進行し ていけば、今後の販管費関連タグ: